七話 変わりよう
二人が付き合ってから数日 午前は生徒会選挙の発表があり、席替えがあった
琢魔(…窓際が良かったな)
琢魔は真ん中の位置に移動した 斜め前には望海がいた
琢魔「…」
望海「近くになれたわね」
琢魔「…そうだな」
午前の授業は済み、琢魔は望海を誘った
琢魔「望海 屋上に行くぞ」
望海「分かったわ」
二人は手を繋いで屋上に行った
菜月「あの二人 随分と親密な中になったわね」
結子「何かあったのかしら?」
旬「…」
代樹(言わない方が良いな この前二人が全力疾走で走っていたのを偶然見たが、原因は不良達が美也汰さんを捕らわれていたところを彼が助けたんだよな 後で知ったが)
二人は屋上に来て出入り口の上に上った
望海「琢魔」
琢魔「何だ?」
望海「私 この前、不良達に襲われかけたじゃん」
琢魔「…」
望海「私の処女貴方にあげたいの 見ず知らずの人に奪われたくない だから、今夜…やらない?」
琢魔「そうか お前が嫌がると思って避けていたが、望海から誘ってくるとはな 良いぜ」
望海「優しくお願いね」
二人は順調に過ごした