三話 保護者的な友人
午前の授業が全て終え、昼休みになった いつも通り望海は屋上に行った 階段を上り終えた頃に謎の女子高生が屋上に入って行った
望海(屋上に他の人?珍しいわね)
望海が出入り口の上に行ったら琢魔と女子高生が会話をしていた
琢魔「お前から来るのは珍しいな 旬」
旬「他の人と関わろうとしない貴方に言われたくないよ 琢魔」
望海「飢孤君 この人は誰?」
旬「紹介がまだだったね うちは宮添旬 よろしく 美也汰さん」
望海「二人は親しそうだけどどんな関係なの?」
琢魔「私の理解者だ」
旬「言うなれば保護者代わりね」
望海「そうなんだ」
旬「まさか、貴方達が同居するなんてね 通りがかりで見たわよ」
琢魔「そうか」
旬「今日の五時間目は体育よ 琢魔 見学した方が良いよ」
琢魔「だが、断る やりけえしな」
望海「やりけえ?」
旬「{やりてえ}ね 彼、た行が言いにくいのよね しかも運動に向いてないし」
琢魔「そうだな だが、運動するのは悪くねえからな」
望海「そうね」
三人は話し合って昼休みを楽しく過ごしたのであった 教室に帰った後は体操服に着替えた そして、外に出て五時間目の体育に行った 男女に別れてドッジボールすることになった 琢魔は案の定すぐにボールに当たった
旬「だから、あれほど見学してって言ったのに仕方ない男」
その後、午後の項目が終わり下校時間になった
旬「うちはあっちの方向だから」
旬は望海に通りかかった時 一言言って帰った
旬「琢魔をよろしくね 美也汰さん」
望海「任せて」
二人は下校したのであった