一話　屋上の少年
音利異王(おんりいわん)学園高等学校
入学式を終え、とある一年の教室はホームルームが済んで昼休みになっていた　新入生の一人美也汰望海は屋上にやって来た
望海「やっぱり屋上は誰もいないわね」
屋上の出入り口の上から声が聞こえた
望海「誰かいるの…？」
望海は出入り口の上を行くために探した　出入り口から左側に梯子があった　そこには少年がいた
望海「貴方は？」
琢魔「私は飢孤琢魔　お前は誰だ？」
望海「私は美也汰望海よ」
琢魔「そうか　よろしく」
望海「貴方はどうして屋上にいるのかしら？」
琢魔「他人とは関わりたくないからここにいる」
望海「…そうなのね」
二人は昼休みを屋上で色々と話して過ごしたのであった　教室に戻った時に「同じクラス」だと気づいた　午後の日課が終わり下校時　琢魔が一人で帰ろうとした時
望海「飢孤君　一緒に帰ろう」
琢魔「良いぞ…」
二人は下校している最中
琢魔「美也汰さんは何故、私に話しかけた？　皆から相手にしない私を」
望海「貴方は他の男子とは違うから」
琢魔「この様子だと何かあるな」
望海「私は男子に襲われかけたたことがあるの　だから、友達にも同じ目に合わせてほしくないからある程度距離を置いているのよ」
琢魔「なるほどな　事情は分かった」
琢魔/望海「私の家ここだから」
二人は同じ家を指をさした
琢魔「？」
望海「入学と同時に同居人が来るって、まさか？」
琢魔「改めてよろしくな」
望海「こちらこそよろしくね」
二人は家に帰宅した