私には、好きな人がいる。でも幼馴染。そう思っていたのに───。
その人を、海くんを、好きになってから告白するまでは、早かった。
私はその人、海くんに電話した。
「もしもし、今日の夜、私の部屋に来てくれない?」
「...?まぁ分かった。俺も、話すことがある」
そして迎えた夜。海くんが泊まっていくことになった。私の部屋で寝ることになったのは、ビックリしたけど、ちょうど良い。私は話さなきゃならない事があるから。
「おやすみなさい」
お母さんが部屋から出て、私はあの言葉を話す時間だ。もしかしたら、関係がくずれて、壊れちゃうかもしれない。
でも、引き返せない。
私は、震える唇でゆっくりと口を開いた。
「海くん、あのね、あのね、私、海くんの事がす、、、っ!?」
私は、すき の2文字が言えなかった。
なぜなら、海くんに人差し指で口を塞がれたから。
「その言葉、俺に言わせて」
「明日香。俺は小さい頃からずっと好きだった。付き合ってくれ」
ストレートな告白。
私は目を瞑りながら、小さくうなずいた。すると海はぎゅっと私の事を抱きしめ、耳元でこう言った。
「やっと、俺のものになった」
私はそっと目を閉じた。
これから、今まで以上に彼に独占される事を願って。
その人を、海くんを、好きになってから告白するまでは、早かった。
私はその人、海くんに電話した。
「もしもし、今日の夜、私の部屋に来てくれない?」
「...?まぁ分かった。俺も、話すことがある」
そして迎えた夜。海くんが泊まっていくことになった。私の部屋で寝ることになったのは、ビックリしたけど、ちょうど良い。私は話さなきゃならない事があるから。
「おやすみなさい」
お母さんが部屋から出て、私はあの言葉を話す時間だ。もしかしたら、関係がくずれて、壊れちゃうかもしれない。
でも、引き返せない。
私は、震える唇でゆっくりと口を開いた。
「海くん、あのね、あのね、私、海くんの事がす、、、っ!?」
私は、すき の2文字が言えなかった。
なぜなら、海くんに人差し指で口を塞がれたから。
「その言葉、俺に言わせて」
「明日香。俺は小さい頃からずっと好きだった。付き合ってくれ」
ストレートな告白。
私は目を瞑りながら、小さくうなずいた。すると海はぎゅっと私の事を抱きしめ、耳元でこう言った。
「やっと、俺のものになった」
私はそっと目を閉じた。
これから、今まで以上に彼に独占される事を願って。