『由美ちゃん!?』
『こんばんは。おげんきでしたか?』
『え…うん。今日、会社に刑事さん来たんだけど、何かお姉ちゃんが大変なことに…』
『そうなんです。その件で刑事さんから電話があっておねぇに来たアドレスは今井さんのものだって、』
『僕じゃないんだ!』
『やっぱり違うんですよぬ?』
『僕のアドレスを誰かが勝手に利用したんだ』
『私も今井さんがあんな事をする人だと思っていません。ただ刑事さんに色々今井さんの事聞かれて、心配になって…』
『ありがとう。でも僕も色々と調べてみるよ…今日のところは帰ってくれないか』
『でも…』
心配して知らせてくれた由美に悪いと思いながらも、強引にドアを閉めた。