極士会長『…テメェよくツラ出せるな』


天童『…すんません』
極士会長『…中嶋にも伝言頼んだが…テメェに西山支部長任せたいんだがどうだ?』


天童『…会長すんません』


極士会長『…中島に特攻隊の頭取られて悔しいからか?…それともテメェの兄貴が先代の特攻隊長だったから…テメェも入ったらなんも苦労せずなれると思ったがそれが無理だから抜けるのか?』

天童『…』


極士会長『天童よ…確かにテメェの兄貴は凄かったよ…俺もまだ下っぱの時は可愛がってもらったよ。可愛がってもらったがこの世界は力で上に上がるんだよ…可愛がってもらった先輩の弟が入ってきてすぐに幹部なんかしたら他の者にしめしが付かないんだよ…わかるよな?』

天童『…』

極士会長『…抜けるならそれなりのケジメはとってもらう先代幹部の弟だからて容赦はしねぇ…それがこの世界の掟だ』

天童『…わかってます』

極士会長『…最後にもう一回聞くぞ西山支部長任せたいどうだ?』

天童『…すんません』
極士会長『…おい』

『ウッス』

極士会長『…連れていけ』

『…ウッス』


極士会長『…バカタレが』