吉野『どうした?珍しいしいな』


俺『実は…お話が』


吉野『話?』


柳下『んだよどっかとモメたか?』


俺『…八尋が刺されました』


吉野『!』


柳下『あっ?やったのはわかってんのか』


俺『…多分…臨海かと』


柳下『臨海だぁあ』


吉野『何故臨海て言えるんだ?』


俺『実は…昨日臨海の人間がこっちに来てたんすよ』


柳下『モメたのか?』

俺『いやモメてはないと思うんですが…』


吉野『じゃ…臨海がやったて証拠はねぇよな』


俺『…確かに証拠はないんすけど』


吉野『ないけどなんだ?』


俺『昨日臨海の人間がこっちきて今朝八尋が刺された…』


吉野『…だから臨海が八尋を刺した?』


俺『…ウッス』


柳下『どうするよ』


吉野『…柳下悪いが下の人間使って臨海の事調べてくれないか?』

柳下『…あっ?別にいいけどよ』


吉野『竹田』


俺『ウッス』


吉野『テメェ等一年はうちらが動くまで待機な』


俺『エッ…』


吉野『八尋やられたのは借りを返したいのはわかる…だが調べてからでも遅くないだろ?』


俺『…ウッス』