智也『極門會?』

仲間『んだよ極門知らねぇのかよ』

俺『そっちに興味がなくてな』

仲間『…極門は極士の会長が気にくわない人間達が作ったチームなんだわ…まぁ…早い話が反極士だな』

智也『…その極門が流してたくらいでなんで騒いでんだよ』

仲間『そりゃ…今この町は極士と八尋の兄貴が作った自警団、片倉工業の死龍會がバランスよくやってんのに今まで地下に潜ってた極門が動いたらバランスが崩れる』

俺『…』

仲間『しかもだSpring攻めてくるてのに地下に潜ってたチームが出てきたら余計に面倒だろ』

智也『…なるほどな』

俺『…なんで極士は割れたんだ』

仲間『最初は支部て形になってたんだが…
戦争の度に支部だけ動かして本部は一切動かさない会長を気にくわない支部長が勝手に極門て名前変えたんだわ』

智也『けどよ…勝手に名前変えたのによく極士の会長黙ってんじゃねぇかよ』

仲間『それが不思議なんだわ…ソッコー潰されるて噂があったんだが…いつの間にか地下に潜って本隊もお手上げになりそのままにしてたらしいんだわ…』
俺『なのに今夜動き出した』

仲間『そう!何故この時期に動いたのか…』
智也『じゃ…今頃』

仲間『本隊は大騒ぎだな』

俺『じゃ…天童も大変だな』

仲間『その天童がよ』
智也『天童がどうしたよ』

仲間『…極士抜けてなツラボコボコだった』
俺、智也『マジかよ』
仲間『しかも学校も抜けるてよ』

智也『ハァ~抜けるだぁ』

仲間『…さっきよここに来る前に天童に会ったんだわ』

俺『天童が学校を抜ける』