ボフッ


思わずスマホをベットの上に落とした。


嘘………そんなことあり得ない……



『嘘言わないで!

私と亜希は幼稚園のころからずっと仲良しで、今まで続いてたんだからね?』


ギリギリと歯軋りを無意識のうちにする。


『弥生には呆れた。

これ、証拠ね。』


そしてポンッと現れた誰かとのトーク画面。


それはきっと蘭と亜希のものなんだろう。


《弥生の相手するのマジ辛い。》


《親友だとか永遠の友情だとか未だに信じてるからさー。

正直めっちゃめんどい。》