方角が効を成したのかは
分からないけれど、
隣の県で相続専門にしている
会計事務所が主の
代理センターを見つける事が
出来た次第。
早速、父の重い腰を叩いて
隣県に出向き、
事務所の扉をノックする。
最近は確かに『相続専門』にする
所をやたら広告で見かける。
人生100年CMは伊達じゃない。
現に、
小さいお葬式では無いけれど、
そこそこ老舗の葬儀会社なら、
業務提携をしている
相続専門事務所もあるぐらい。
場合によっては
葬儀会社に老人ホームや
ケアマネージャーを探して
もらう事も出来るのだ。
まるまるパックになっていたり
して、
お葬式の後の遺品整理から
全部相談も出来て、
簡単。
島で叔母の葬儀を上げた事に
比べると本当に、
葬式の後は
やることが多いから助かる。
ちなみに、
叔母の件があって
自分も終活した葬儀会社は、
そーゆーパック充実にした。
葬儀の当日に
そのまま現金で出る分も
生命保険で積み立てに
しておいた。
ともあれ、
今回の叔母に関しては
自分たちで全部する事になり、
相続事務所をノックする
わけで。
「なるほど、島の銀行口座と、
信用金庫の解約。土地の相続
手続きが主な依頼ですね。
あと、年金などの受け取り
申請。保険金はご自身で申請。
故人様は教師とのことですが
組合関係はどうされますか?」
この事務所が良かったのは、
本土にありながらも、
島も業務範囲に入っていた
からだ。
「組合、、思ってなかったです。
一応30万ぐらいを予算に考えて
ますので、明細どうなります?」
しかも明朗会計。
小さいお葬式並みに、
項目が細分化していて、
1つの項目で金額設定されているから、分かりやすい!!
例えば銀行口座1つ1万円みたいな感じ。
「ならば、学校関係申請も、ご依頼者様になりますかね。ざっと
計算しますと、この金額です。」
ズラズラと
依頼したい案件が
小口で連なる見積もりを
父にも見せて確認。
「全部お願いできるなら安心だ。」
なんて呑気な父は、すぐに
サインした。
なにせ銀行はともかく、
信用金庫はなかなかだ。
土地を売るなら、
そことは繋がりがなくなるが、
今回は家はそのまま。
信用金庫的には、
名義変更で口数は
継続で話を進める手もある。
そんなやり取りも
丸っとお願い出来る。
あとは、
叔母の多くはなくなった
1、資産の洗いだし説明を親族にする。
2、生命保険の申請
3、組合への申請
4、家の今後を検討で、光熱費支払いを考え、名義変更。
この4つに絞っていける。
ちなみに年金って止める申請だけ
でなく、期限分は
相続人がもらう手続きも
しないといけない。
様は支払いわれた分を、
返還しなくていい事を手続きする。
それも今回はセンターに依頼。
さて、
生命保険の申請といっても
けっこうこれが
1つの保険で紐付けしている
ものがあって、
電話で書類申請するのに
さんざん電話をかける。
ほぼ1週間。
なんといっても
叔母は海に落ちての溺死。
警察とは別に、
保険の審査が入る。
掛けている保険ごとに、
審査人を事故現場に連れて
行って、聞き取りもする。
面談もある。
その審査ってやつをする人が
また独特なのだ。
ドラマに出てきそうな、
雰囲気を出している。
今回叔母の生命保険は
主体が2社。
審査人はそれぞれ派遣される。
そのうちの人が
早々にやって来た。
どこのマル暴デカだ?という
風貌で。
最初、借金取りかと思った。
待ち合わせは島の家。
ご近所さんが、
ヒソヒソと噂風を流す中、
相手は素知らぬ顔。
「まずは、故人が落ちたという
場所に案内頂けますか。車、
ありますから、どうぞ遠慮なく
乗ってください。では、」
直ぐ近くなのに外車に連れ込まれる。
真っ黒のロングコートに、
高そうなスーツ。
先が尖った靴にサングラス。
挙げ句に黒革の手袋で
顔が小雄二郎ときたら、
そりゃ目立つわな!!
分からないけれど、
隣の県で相続専門にしている
会計事務所が主の
代理センターを見つける事が
出来た次第。
早速、父の重い腰を叩いて
隣県に出向き、
事務所の扉をノックする。
最近は確かに『相続専門』にする
所をやたら広告で見かける。
人生100年CMは伊達じゃない。
現に、
小さいお葬式では無いけれど、
そこそこ老舗の葬儀会社なら、
業務提携をしている
相続専門事務所もあるぐらい。
場合によっては
葬儀会社に老人ホームや
ケアマネージャーを探して
もらう事も出来るのだ。
まるまるパックになっていたり
して、
お葬式の後の遺品整理から
全部相談も出来て、
簡単。
島で叔母の葬儀を上げた事に
比べると本当に、
葬式の後は
やることが多いから助かる。
ちなみに、
叔母の件があって
自分も終活した葬儀会社は、
そーゆーパック充実にした。
葬儀の当日に
そのまま現金で出る分も
生命保険で積み立てに
しておいた。
ともあれ、
今回の叔母に関しては
自分たちで全部する事になり、
相続事務所をノックする
わけで。
「なるほど、島の銀行口座と、
信用金庫の解約。土地の相続
手続きが主な依頼ですね。
あと、年金などの受け取り
申請。保険金はご自身で申請。
故人様は教師とのことですが
組合関係はどうされますか?」
この事務所が良かったのは、
本土にありながらも、
島も業務範囲に入っていた
からだ。
「組合、、思ってなかったです。
一応30万ぐらいを予算に考えて
ますので、明細どうなります?」
しかも明朗会計。
小さいお葬式並みに、
項目が細分化していて、
1つの項目で金額設定されているから、分かりやすい!!
例えば銀行口座1つ1万円みたいな感じ。
「ならば、学校関係申請も、ご依頼者様になりますかね。ざっと
計算しますと、この金額です。」
ズラズラと
依頼したい案件が
小口で連なる見積もりを
父にも見せて確認。
「全部お願いできるなら安心だ。」
なんて呑気な父は、すぐに
サインした。
なにせ銀行はともかく、
信用金庫はなかなかだ。
土地を売るなら、
そことは繋がりがなくなるが、
今回は家はそのまま。
信用金庫的には、
名義変更で口数は
継続で話を進める手もある。
そんなやり取りも
丸っとお願い出来る。
あとは、
叔母の多くはなくなった
1、資産の洗いだし説明を親族にする。
2、生命保険の申請
3、組合への申請
4、家の今後を検討で、光熱費支払いを考え、名義変更。
この4つに絞っていける。
ちなみに年金って止める申請だけ
でなく、期限分は
相続人がもらう手続きも
しないといけない。
様は支払いわれた分を、
返還しなくていい事を手続きする。
それも今回はセンターに依頼。
さて、
生命保険の申請といっても
けっこうこれが
1つの保険で紐付けしている
ものがあって、
電話で書類申請するのに
さんざん電話をかける。
ほぼ1週間。
なんといっても
叔母は海に落ちての溺死。
警察とは別に、
保険の審査が入る。
掛けている保険ごとに、
審査人を事故現場に連れて
行って、聞き取りもする。
面談もある。
その審査ってやつをする人が
また独特なのだ。
ドラマに出てきそうな、
雰囲気を出している。
今回叔母の生命保険は
主体が2社。
審査人はそれぞれ派遣される。
そのうちの人が
早々にやって来た。
どこのマル暴デカだ?という
風貌で。
最初、借金取りかと思った。
待ち合わせは島の家。
ご近所さんが、
ヒソヒソと噂風を流す中、
相手は素知らぬ顔。
「まずは、故人が落ちたという
場所に案内頂けますか。車、
ありますから、どうぞ遠慮なく
乗ってください。では、」
直ぐ近くなのに外車に連れ込まれる。
真っ黒のロングコートに、
高そうなスーツ。
先が尖った靴にサングラス。
挙げ句に黒革の手袋で
顔が小雄二郎ときたら、
そりゃ目立つわな!!