なんか申し訳なく思った。


私はいつも2人に助けられるばかり。

今度は私が2人の話、たくさん聞いてあげよう。




「拓徒?大丈夫??」


拓徒の部屋に入った。


「紗和。来てくれたの?」


拓徒は顔を明るくしていった。


「拓徒、なんの本読んでるの??」


私は聞いた。


拓徒は分厚い本を読んでいる。