「いいアイデアじゃない。
きっと拓徒くんも喜ぶよ。じゃあ、先生は折り紙用意してあげるわね」





先生が笑っていった。








「がんばらないとねっ」



「鶴ってどうやって折るんだっけ?折れねーよ」






クラスのみんなが口々に言う。