「そう。 小林さんの考えがそうなら、それでいいわ」 先生は笑顔で言った。 「今日は拓徒が欠席ね。 今日はみんなにとても大事な話があるの」 にぎやかだった教室が、一瞬で静まる。 「白永くんは、肺炎に侵されてしまったの。 よく聞いてね。しかも、白永くんは、余命が3ヶ月と宣告されたの」