「えっ!? もらっていいの??」 「当たり前!! ペアリングだから。イニシャルも入れてもらった。」 拓徒・・ ありがとう!! 「ありがとう!! ほんとにうれしい!!」 「じゃあ、はめて?」 拓徒は私の左手の薬指にスルリと指輪をはめた。 「うん。似合ってる」 「絶対大事にするから!!」