――――――あれから、一晩かけて色々と考えて。

私なりに、結論を出しました。

奏さんの親友として、私に何が出来るか。

その答えは、ただ一つです。

だから。






 




「おめでとうございます、奏さん」

と、私は奏さんに言いました。