そう思ってると大君が話し出した。

「教えてもいいけど…。どんな問題?」

先生に出された問題を見せた。大君は険しい顔をしながら数字と見つめ合った。

「ぅーん。ゴメン分かんない。」

「へぇ〜大でも分からないことあるんだね!どうしよっか莢。大は役に立たないし〜」

チカ…そこまで言いますか?

「役に立たないとは何だよ!俺だって人間なんですぅ〜分からないことだってあります。せっかく、いい奴教えてやろうと思ったのに…。」

いい奴?
誰だろう。

「ぁ〜ごめんなさい。教え下さい!!天の神様仏様!」

天の神様仏様って…
アハハ。