誰も、聞いていないよね…?
私は、周りを見渡した。


「でけぇ〜腹の音だな!!」

!?!?
後ろを見たら遥斗君だった。
最悪…聞かれてた(泣)
「もしかして…聞こえてた?」

聞こえてたとはおもうけど一応聞いてみた。

「凄い聞こえてたぜ!!」

やっぱり…。
恥ずかしい…。

「まだ、お昼食べてなかったからね…。アハハ。」

「マジで!?あと、15分で昼休み終わるぞ?!」

あと、15分しかないの!?
早く食べよ!!

「マジ?ヤバッ!!なら、ご飯食べるから!!またね」

「あっ…おぃ!!」

走ろうとしたときに、呼び止められた。