チカが時計を見て言った。
三十分もチカと話していたのに気付き、チカにバイバイと言って教室を出て行った。


どうしよ〜!
怒ってるよね…?
私のバカー!!


そう思いながら図書館に着いた。
遥斗君は一番端っこの席に座って本を読んでいた。
私は恐る恐る近づいて行き遥斗君の目の前に立った。