やっぱり、、、元カノに会うのは、気まずいかな。
そう考えるとあげる気が失せていく。
菜々に借りた少女マンガであった、別れたけど実はまだ両思いでした。また復縁しましたとか。現実では起こらないことは分かっている。
もし、私のことを好きなのならば、私のことを振らないはずだから。
けど、心のどこかではまだに期待しているのかも。少しは私のこと考えてくれてるんじゃないかって。
よくかんがえてみたらジイシキカジョーだけど、その時は気にならなかった。
ふと窓の外を見るとある一点に人が溜まっている。
久しぶりの、そこに吸い寄せられる感覚。
この辺りではだいぶ偏差値の高めの学校だからか、1人しかいないブロンドの髪。
あんなにたくさん人がいてもわかるくらい、目立つ人。
「やっぱ人気なんだな。湊先輩は」