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「んで、今日も後輩君はまた振られたわけだ」



「振ってはないんだよなぁ」



「いやぁ、もう本当面白過ぎないあんたもその後輩君も」



友人は笑いながら向かいの机でジュースを吸い上げる。



「他人事だと思って」



私は上目遣いで友人を睨み



「いや、だって他人事だし」



「…… だろうけどさー」



溜め息をつき机に突っ伏す。



「あんたらすっごいわ。後輩君の熱烈アピールもそれに付き合うあんたも」



「出会った当初からすごかったもんね。後輩君」