ルージュは考えた末、これしかないなと思い、六人のクラスメイトたちに協力者になってもらうことにした。

「皆さんには、これからも彼女たちの協力者として動いてもらいます」

「えっ…」

「それってどういう…」

「計画通り、明後日の朝に私を連れ出してください」

ルージュの言葉に、みんなは戸惑いを隠せていない。

それはそうだろう、したくないからルージュに謝って計画を話したのに。

「で、でも、それは…」

「大丈夫です。私は死にません。それに…、逆らったら関係を断つと言われたのでしょう?」

「それは…っ、そうだけど…」