「俺は、お前が好きだ。」


そうやって、思いをぶつけるソイツはやけに眩しくて。


そうやって、何もかもを正直に生きているソイツは知らないのだ。


その想いが自分に向けられていないだけでなく、伝えることすらできない人がいることを。