「ちょっとついてこないでよ変態!!」





「ついてってねえよ同じアパートなんだよ知ってんだろ!?」





「てゆうか何でアンタが隣人なわけ?そろそろ引っ越せば?」





「そのセリフそっくりそのまま返すわ。

俺はアソコ気に入ってんだよオマエが引っ越せ」





「じゃあ引っ越し代出せ」





「なんでだよ」








花岡みやび、20歳。





目標の処女喪失までの道のりは、まだまだ遠そうです。







「……てか捨てるとか信じらんねえんだけど」





「は?なんか言った?」





「うるっせえ!捨てる神あれば拾う神ありだバカヤロー!」