どうしてそんなことしか言えないの?


迪は、そういうとあたしに背を向けて歩きだした。


「ねぇー迪ー!別れるなんて嫌だよ!あたしの話聞いてよ!」


大声で叫んでも、迪は振り返ることなく歩いていってしまった。


「み…ちぃぃ…。なんでぇぇ…?別れたくないよ…。」


その場所にペタンと座り込んで、泣いた。