授業が始まり、ぼんやりとマヨの斜め45度の横顔を眺める。

一番の親友。

何でも話せて、どんなときも頼りになって、いつでもそばにいてくれた。

大好きなマヨ。

なのに、今はマヨが遠い。

そして、近づきたくないっていう気持ちがふつふつわいてる。

そんな自分がなんだかなさけなくて。

これも、全部松川くんを間に挟んでからだね。

やっぱり、マヨ。

あなたの好きな人って?

放課後、そのことを私に伝えようとしているの?

もしそうだったら・・・。

マヨは私より、松川くんを選ぶのかしら。