「いや、急ぎじゃないんだ。ごめん。今晩またかけ直してもいい?」
「今晩かぁ。今晩ちょっと遅くなるかもしれないんだ。明日、朝一番に聞くんじゃだめかな?」
明らかに困っているマヨ。
今晩遅くなるって。
一体何?
誰と一緒にいるの?
心臓がふいにドキドキしてきた。
「そうなんだ。今晩遅くなるってどれくらい?」
「まだわかんないけど。じゃ、もし早く帰れそうだったら私から連絡するよ。」
「じゃ、いい。もういいよ。ごめんね。なんだかわかんないけど邪魔して。」
「ナツミ?」
「今晩早く帰れても連絡はいいから。じゃぁね!」
マヨの返事を待たずに携帯を切った。
切ってしまった・・・。
私は何を怒ってるの?
切った携帯を見つめながら、自分の呼吸が荒くなっているのに気づいた。
そう。
もう色んな想像をして不安になるのはやめよう。
ちゃんと確かめればいいこと。
それに、マヨは今までだって一度も私を傷つけるようなことはしなかったんだもん。
私の気のせいにきまってる。
私はすぐにマヨにメールを打った。
『さっきはごめん。また明日連絡します。』
「今晩かぁ。今晩ちょっと遅くなるかもしれないんだ。明日、朝一番に聞くんじゃだめかな?」
明らかに困っているマヨ。
今晩遅くなるって。
一体何?
誰と一緒にいるの?
心臓がふいにドキドキしてきた。
「そうなんだ。今晩遅くなるってどれくらい?」
「まだわかんないけど。じゃ、もし早く帰れそうだったら私から連絡するよ。」
「じゃ、いい。もういいよ。ごめんね。なんだかわかんないけど邪魔して。」
「ナツミ?」
「今晩早く帰れても連絡はいいから。じゃぁね!」
マヨの返事を待たずに携帯を切った。
切ってしまった・・・。
私は何を怒ってるの?
切った携帯を見つめながら、自分の呼吸が荒くなっているのに気づいた。
そう。
もう色んな想像をして不安になるのはやめよう。
ちゃんと確かめればいいこと。
それに、マヨは今までだって一度も私を傷つけるようなことはしなかったんだもん。
私の気のせいにきまってる。
私はすぐにマヨにメールを打った。
『さっきはごめん。また明日連絡します。』