「マヨは、悪くないよ。俺がさ、なんていうか、かなりしつこく食い下がったから、マヨも困り果てて言いにくそうに教えてくれたんだからさ。」
何よ。
タイスケまでマヨのフォローするわけ?
ひょっとしてタイスケはマヨのことが好きなの?!
そういえば、松川くんとマヨが一緒にいるのを目撃したこともやけにしつこく言ってたし。
少し意地悪な気分になっていた私はタイスケに言った。
「タイスケ、あんたひょっとしてマヨのこと好きなの?」
タイスケの喉の奥がゴクリと鳴った。
図星?
はぁ。
なんだかマヨって意外とモテるんだ。
今まで自分と何もかも一緒なイメージだったのに。
最近のマヨは、やっぱり自分とは全く違う人間に見えてきた。
タイスケは、意外にも静かに答えた。
「ナツミは、そう思う?」
「思うわよ。前に松川くんとマヨを目撃したって話の時もえらく憤ってたし、コンサートだって、わざわざマヨを誘ったり、今の話だってマヨをえらくかばうじゃないの。普通、そう思わない?」
「ふぅん。」
タイスケはまた前を向いて歩き出した。
しばらく、二人ともだまったまま。
なんだか居心地悪いな。
コンサートまであと一時間。
どうやって暇をもてあます?
何よ。
タイスケまでマヨのフォローするわけ?
ひょっとしてタイスケはマヨのことが好きなの?!
そういえば、松川くんとマヨが一緒にいるのを目撃したこともやけにしつこく言ってたし。
少し意地悪な気分になっていた私はタイスケに言った。
「タイスケ、あんたひょっとしてマヨのこと好きなの?」
タイスケの喉の奥がゴクリと鳴った。
図星?
はぁ。
なんだかマヨって意外とモテるんだ。
今まで自分と何もかも一緒なイメージだったのに。
最近のマヨは、やっぱり自分とは全く違う人間に見えてきた。
タイスケは、意外にも静かに答えた。
「ナツミは、そう思う?」
「思うわよ。前に松川くんとマヨを目撃したって話の時もえらく憤ってたし、コンサートだって、わざわざマヨを誘ったり、今の話だってマヨをえらくかばうじゃないの。普通、そう思わない?」
「ふぅん。」
タイスケはまた前を向いて歩き出した。
しばらく、二人ともだまったまま。
なんだか居心地悪いな。
コンサートまであと一時間。
どうやって暇をもてあます?