マヨは、パンを全て口に放り込むと、牛乳をストローでずずずっと勢いよく吸い上げた。
そしておもむろに尋ねてきた。
「・・・で、松川君のどこが好きなわけ?」
え?
どこって言われても。
チョコパンをかじったまま考えていると、
「ちょっと、理由もなく好きになっちゃったの?」
と、マヨが甲高い声で叫んだ。
「しー!声が大きいって!」
私は慌てて、マヨの手を掴んだ。
きっと誰も聞いてない。
例え聞いてたって、私なんかのこと皆全然興味なんてもっちゃいない。
なのに、こういう話題には必要以上に自意識過剰になっちゃうもんなのね。
恥ずかしくてしょうがない。
これも初めて知る感覚。
恋っておもしろい。
そしておもむろに尋ねてきた。
「・・・で、松川君のどこが好きなわけ?」
え?
どこって言われても。
チョコパンをかじったまま考えていると、
「ちょっと、理由もなく好きになっちゃったの?」
と、マヨが甲高い声で叫んだ。
「しー!声が大きいって!」
私は慌てて、マヨの手を掴んだ。
きっと誰も聞いてない。
例え聞いてたって、私なんかのこと皆全然興味なんてもっちゃいない。
なのに、こういう話題には必要以上に自意識過剰になっちゃうもんなのね。
恥ずかしくてしょうがない。
これも初めて知る感覚。
恋っておもしろい。