希「皆、有難う(涙...」
 
 「でも、もぉ見つからないから良いやっ。」


智「本当にゴメンネ!!!」

希「ぃぁぃぁ。良いよ☆」


…こぉして、編集部の初の顔合わせでは、一騒動起こしてしまった私希未なのでした。

でも、まぁそのおかげ(?)で皆と仲良く喋ることが出来て、こんな私でもすぐ友達が出来たから、良かったぁー。


でも、まだ良く分からないのは、男子軍。

何か、凄いパソコンに詳しい男子が居て…。 確か、佐藤詩織だったっけ?何か、先生に仕事?頼まれて、凄いテキパキと動いてた。一年生なのに凄いなぁー。って見てたけど、ハッとして、そうだ!手伝おうって思ったの。

希「あっ、手伝うよ。」

詩「それ、違う!!」
 
希「じゃぁ、こっ・・・」

詩「はぃ、違うね。」

 「コレ、しまっといて。」

…なんだコイツ。

希「痛っ!!」

詩「それ、そこじゃない。」

 「貸せっ!」

希「はぁ?!?!?!?」

マジで、コイツにはむかついた。
同学年なのに、何か偉そうだし、第一、初対面なのに。
コイツには、絶対関わりたくないなと思った。

希「そっ!じゃぁ、もう手伝いませんよ。」

詩「別に良いよ?手伝ってなんて一言も言ってませんし。」

 「…そこ邪魔。」

ブチッ。

私は、マジでむかついた。

…なんだこいつ。

これほど人をうざいとおもったことは無かった。