「桜皇子って夢の??;」



「あれは夢じゃない、記憶だ。」




「俺、歌美 泡我(うたみ ほうが)は人魚姫の生まれ変わりで、そっちのチャラいのは、塔乃 髪綺(とうの はつき)髪長姫の生まれ変わりで、灰野 麗(はいの れい)はシンデレラの生まれ変わりだ。俺たち3人は桜皇子が生きてた頃の時代の姫君達の生まれ変わりで、王子が、この世に生まれ変わって来るのをずっと待っていた。何年も何年も…。」




切なそうな顔をする泡我。




髪綺も、麗も切なそうな顔をする。





「みんな…ボクを待ってた、、の?」





「あぁ、貴様が生まれ変わりざんげする様をようやく見られる…フフフフフ笑」腹黒そうに笑う麗。




「は、ははは…笑;」




「美桜ちゃん、大丈夫だよ、コイツの照れ隠しだから♪」髪綺が言う。




「で、授業の時間過ぎてるが?」泡我が言う。




「あー!;」ボクは焦った今までの学校では無遅刻無欠席だったのに!;





「ま、いんじゃね!王子ともっと話したいから、今日はバックレよーお!笑」髪綺はにししっと笑った。




髪綺に手を引っ張られ、麗と、泡我と共に学校を後にする。





するとそこは公園。




ベンチに座り改めて説明する。





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