「汐李くん無理しなくていいんだよ?ブラックコーヒー苦手なこと知れて嬉しい」
「無理してない」
「明らかしてるよ!そんなところも可愛いけどさ……はあ好き」
「うるさい」
「絢心、俺らって空気?」
「そうね、こうなったら私達は空気も同然よ」
汐李くんたら照れちゃって可愛いなほんとに。
どうしてこんなに照れ顔可愛いの?
好きが積もるどうしよう。
「……こなみん妄想の世界にでも行った?」
「行ったわねこれは」
「汐李もそんなこなみんを愛おしそうに見つめてるぞ……」
「ほんとだわ、」
「俺らは一足先に退散するか…?」
「そうね、そうしましょ」
……汐李くんの苦手なものって他に何があるんだろう?
苦いものが苦手なのかな?
んーそしたらたくさんありそう。
……好き嫌い実は多い的な?
そんなの可愛すぎて鼻血案件だよ。