校外学習も無事(?)に終わり、大型連休に突入した。
いつものように、自室にこもって授業の復習と迫りくる中間テストに向けて勉強に邁進していると。
ピコンッ。
「!」
スマホのロック画面に誰かからのメッセージが来たことを知らせる通知が表示される。
誰からだろう?
急いで名前とメッセージを確認する。
「えっと、なになに・・・?今から遊ぼう?」
それは、親友の里穂からの遊びの誘いだった。
特に断る理由もないし、何より最近里穂にあまり会えてなかったのですぐに承諾の返信を送る。
直後に、今から1時間後の時刻と大型ショッピングモールの名前が送られてくる。
集合時間と場所だろう。
『了解』と返信をしてから、スマホを机の上においた。
参考書と閉じて、立ち上がる。
ずっと座りっぱなしで机に向かっていたからか、体の関節がかすかに音をたてる。
一回伸びをして、着ていく服を決めようと洋服タンスを開く。
そして、以前里穂にコーディネートしてもらった服の中でも比較的地味なデザインのものを手に取った。
一緒に買い物に行ったりすると、里穂はまず最初に服屋に入る。
そして、あんまりオシャレな服を持っていない私のためにコーディネートをするのだ。
そういうファッションセンスに自信がない私にとっても、服を選んでもらえるのはありがたい。
とはいっても、里穂の選ぶ服はどれも可愛い女の子に似合うオシャレなものなので、こんな地味子の私が着るのはおこがましい気もする。
そのことを伝えると『早くコンタクトにしなさいよ、全く・・・。素材の無駄遣いよ』とよくわからないことを言いながら渋々と言った様子で落ち着いたこの服を選んでくれたのだ。
なんでコンタクトを勧められるのかはよくわからないけど。
選んでもらった服を着ていくと里穂が嬉しそうな顔をするので、里穂と遊ぶときはなるべくこの服を着るようにしている。
そしたらまた、『もっと他の服も着てくれたらいいのに・・・』って言われるんだけど。
でも・・・コンタクトか。
実は、この眼鏡少しだけ度があってないんだよね。
元々使ってた眼鏡がこの間割られてしまって、そこから一度も眼鏡ショップに行けずにズルズルと保管してた昔の眼鏡を使用している。
いっそ、この機会に眼鏡からコンタクトに変えてしまうのもいいかも知れない。
コンタクトだったら、もし次暴力をふるわれたとしても割れることはないし。
いつものように、自室にこもって授業の復習と迫りくる中間テストに向けて勉強に邁進していると。
ピコンッ。
「!」
スマホのロック画面に誰かからのメッセージが来たことを知らせる通知が表示される。
誰からだろう?
急いで名前とメッセージを確認する。
「えっと、なになに・・・?今から遊ぼう?」
それは、親友の里穂からの遊びの誘いだった。
特に断る理由もないし、何より最近里穂にあまり会えてなかったのですぐに承諾の返信を送る。
直後に、今から1時間後の時刻と大型ショッピングモールの名前が送られてくる。
集合時間と場所だろう。
『了解』と返信をしてから、スマホを机の上においた。
参考書と閉じて、立ち上がる。
ずっと座りっぱなしで机に向かっていたからか、体の関節がかすかに音をたてる。
一回伸びをして、着ていく服を決めようと洋服タンスを開く。
そして、以前里穂にコーディネートしてもらった服の中でも比較的地味なデザインのものを手に取った。
一緒に買い物に行ったりすると、里穂はまず最初に服屋に入る。
そして、あんまりオシャレな服を持っていない私のためにコーディネートをするのだ。
そういうファッションセンスに自信がない私にとっても、服を選んでもらえるのはありがたい。
とはいっても、里穂の選ぶ服はどれも可愛い女の子に似合うオシャレなものなので、こんな地味子の私が着るのはおこがましい気もする。
そのことを伝えると『早くコンタクトにしなさいよ、全く・・・。素材の無駄遣いよ』とよくわからないことを言いながら渋々と言った様子で落ち着いたこの服を選んでくれたのだ。
なんでコンタクトを勧められるのかはよくわからないけど。
選んでもらった服を着ていくと里穂が嬉しそうな顔をするので、里穂と遊ぶときはなるべくこの服を着るようにしている。
そしたらまた、『もっと他の服も着てくれたらいいのに・・・』って言われるんだけど。
でも・・・コンタクトか。
実は、この眼鏡少しだけ度があってないんだよね。
元々使ってた眼鏡がこの間割られてしまって、そこから一度も眼鏡ショップに行けずにズルズルと保管してた昔の眼鏡を使用している。
いっそ、この機会に眼鏡からコンタクトに変えてしまうのもいいかも知れない。
コンタクトだったら、もし次暴力をふるわれたとしても割れることはないし。