浬の弟、泱くんは私たちの10個下

今 小学1年生だ。


「浬?そんな事いったの?」

「一々うるせーな」ボソ



浬が小声でそう言った瞬間…


ゴン、っと鈍い音が廊下に響いた。




「…ぃ¨いってえー!!!」


目の前にいたはずの浬が消えたかと思ったら
私の足元あたりで 頭をおさえしゃがみこんでいる


月海さんの拳骨が頭に落ちたみたいだ。