お互いペコペコしてると…



ドドドドドドド……

血相を変え、凄い勢いでこちらに向かってくる朱音の姿。



「いーーーゆーーーーーーーー!!」




朱音は私の目の前に来たかと思ったら
ぐるんっとすぐ後ろむいて
何か、黒髪の男に怒ってる?睨みつけてる。



「ん?…えー、もしや朱音?」

「そうだよっ! 朱音だよ!!!」

「おー、やっほー」


「…やっほーじゃねぇよ!
何 癒結に話かけてんだよ!!!」


知り合いなのか 2人は話し出す。