「行ってきまーす」

そんな声と共にドアが開いた


「わっ…」

思わず後ずさる

が、後ろが階段だったのを忘れて足を踏み外してしまった


「ぇっ!?」

咄嗟に伸びてきた手が捕まえてくれなかったら倒れていたと思う


「はぁっ…大丈夫?」

「ありがとうございます。」

「ところであなたは?」


綺麗な女の人だった

色素の薄い髪に青みがかった目

思わず見惚れる