シャーペンをもち、ノートにさらさらと書き込む棗くん

それをのぞき込むとみるみるうちに解かれていく問題が


あんなに難しいのに棗くんが解いているのは別物に見えてくる



す、すごい…


「ん、こんな感じであってます?」


カチ、とシャーペンをならして首をかしげた棗くん


「た、ぶん…」

「ははっ、この解き方は簡単ですよー」

「う…」

「どうしました?」

答えと見比べても何一つ違わない