「うわ、実乃梨ねえちゃん顔赤」

「っ……ぅ…」

「見んな、尊」


今度は棗くんの胸の中にすっぽり収まった


「ひぇっ…」

「耳まで真っ赤」

「ぅぅ……」


「ちょっとイオくん!実乃梨ちゃんをからかうな!」

「るせぇ、黙れ」

「だまっ!?………」

「あー、くそ、めんどくせぇ」


驚くことに棗くんの口が悪い

初めて会ったときのことを思い出した