「ふふふっ……」


「あー、実乃梨ちゃん笑ってるー、混ぜるぞー」

「あ、逃げた」


ユルちゃんと尊くんの意地悪な笑顔をみて、そそそ、と離れる


「はぁ…マジでお前らおっも…」

「わひゃぁ…!」

「ぬぁっ!?」


堪忍袋の緒が切れたのか、二人が吹っ飛んだ


「怒らせたぁ!」

「ユルのせいだ!」

乱れた髪をかきあげ睨む棗くんにさぁぁ、と2人の顔が青くなっが


そんなに重大にとらえている様子はなく2人で笑いはじめた