「俺は、コイツにお世話される気は無いから出ていって__」

「とりあえず、挨拶に……」

「用事ないから」

「美琴さん、ここは一旦匠様の指示に従いましょう」


ムカつく!ムカつく!!

でも、月50!!!


「は、はい」


結局愛想笑いを浮かべ、頭を下げると部屋を出た。


金持ちの息子はこんな奴ばかりなのだろうか。

そんな事を考えながら、次の部屋の扉の前に立ち憂鬱になる。


シンドイ__