あたし一人が視線を感じたり後をつけているならまだいい。

怖いけど、すごく恐ろしいけど、まだ実害が出た訳ではないし耐えられる。


だけど千鶴さんに迷惑をかけるのだけは、心配をかけるのだけは絶対に嫌。




今日は後をつけられていませんように。


心の中でそう願った。




そしてもしも何かあった時は、あたしが何があっても千鶴さんを守らなくちゃ。