恋愛(キケン・ダーク・不良)
完
結之志希/著
- 作品番号
- 1658575
- 最終更新
- 2023/11/25
- 総文字数
- 126,031
- ページ数
- 335ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 63,229
- いいね数
- 16
「ターゲットはさくら魔法学園
4年Sクラスの來樺院獅紋だ。
1ヶ月以内に恋仲になって殺せ」
ボスから新しい任務を受け、
私は転校生として魔法学園に潜入した。
そこで、究極の二択を迫られるとも知らずに。
.・━━━━━━━ † ━━━━━━━・.
氷霞
-ひょうか-
氷使いの殺し屋
「黒塚瑠璃。聞いてなかった?」
×
來樺院 獅紋
-らいかいん しもん-
犯罪嫌いのターゲット
「黒塚は……印象に反して、優しいな」
×
翠笑
-すいしょう-
サポート役の殺し屋
「ハイハ〜イ、ドライな氷霞ちゃんも好きだよ」
・.━━━━━━━ † ━━━━━━━.・
ターゲットは魔導警察に縁深い來樺院家の次男。
彼は幼い頃行方不明になった自分の
婚約者にしか興味が無いクールガイだった。
「似ていない。……自分でも不思議だ。
どうして黒塚が李璃に見えたのか」
「相手が誰かじゃない。
あなたが何をしたかが問題なんだ」
悪事を嫌う獅紋と過ごすうちに
私の覚悟は揺らいでしまう。
殺し屋であること。
獅紋を殺さなければいけないこと。
迷い、惑う私を引き止めるのは、
殺し屋として共に生きてきた翠笑。
「振り返っちゃダメだよ。
獅紋に惑わされちゃダメ」
私達は、許されない恋に溺れていく――……。
(※ウェブ版推奨)
- あらすじ
- 殺し屋氷霞はある日、魔法学園の生徒、來樺院獅紋と恋仲になり、殺害せよとの任務を受けた。
同任務のサポート役、殺し屋翠笑と共に魔法学園に潜入した氷霞は、來樺院獅紋に行方不明の婚約者がいることを知る。
また、ターゲットを同じくする他の殺し屋が現れ……。
正義感が強く、犯罪を嫌う獅紋と、同じ境遇を持ち、同じ苦しみを分かち合う翠笑。
氷霞はやがて、獅紋と生きるか、翠笑と生きるかの二択を迫られる。