(へぇ、やっぱり木崎クンってもてるんだ。)

「でっ、OKしたのっ?もちろんっ!!

あぁいいなぁっ、あっでも最近ホント唯可愛くなったもんねぇ。

女の私から見ても魅力的だしぃ。」


と独り盛り上がる真美。


「告白は断ったよ。

あっでも友達になったっ!!!」

と私は言った。


「はぁ???友達ぃ??何それっ!!!

断ったのぉ?どうしてよぉ?意味わかんないジャンっ、

あぁもったいない・・・」


と質問多き女、真美。


「だって、私には圭しか見えないしっ・・・」


とつぶやく私。


「あぁ、そうだったね・・・圭ね・・・」

とあきれたように言う真美。


「お~ぃ、真美ぃ~~!」


その時正門前に車が止まり、運転席から顔を出した人が真美を呼んだ。


「あっ、彼だっ。じゃねぇ唯ぃ~~!」

それだけ言ってさっさと車に乗り込んだ真美。


(素早いっ!!台風みたいな子だなぁ・・・・)


と思った私でした・・・