「木崎クン。
こんな私を好きだと言ってくれてありがとう。
とても嬉しいです。
でも、私には今は叶えたい夢だけしか見えてないので
本当にごめんなさいっ。」
そう言って断った。
「うんッ。分かった。ちゃんと聞いてくれてありがとう。
すごくしつこいのは分かってるんだけど、
良かったら友達になってくれないかな?」
木崎クンがそう言ってくれた。
東京に行く私は、嬉しさが大半を占めていたけど正直不安もあったので、
木崎クンがそう言ってくれたことはすごく嬉しかった。
だから、
「私で良ければ、ぜひお友達になってくださいっ。」
そう言って手を差し出して、握手を交わした。