すると、笑いが消え途端に顔がドンドン真っ赤になっていく木崎クン。


(こっこれは・・・まっさか・・・

今度こそ、マジっすかぁ?)

何て思った私に、木崎クンは照れながら


「おっ俺、椎名サンの事が好きだよっ。

いつも回りに振り回されずに、自分を持ってるところが最初は羨ましくて、


それから、自然と目で追うようになってたんだ。

気づいたら、椎名サンのことがすごく気になって

好きになっていたんだ。

卒業したら俺、東京の大学に行くんだ。

だから、その前に気持ちだけ伝えたくて・・・」


と木崎クン。