「椎名サン。3年間一緒のクラスになれて、本当に良かったょ。」

と話し出す高田クン。


(えぇ~~斜め後ろの席の高田クン。

3年間も同じクラスだったのぉ~~~!!!

ごめんなさ~~~ぃっ。)

と思いつつも、

「ぅん、楽しかったね。」

なんて無責任な言葉を言う私。


「僕、ずっと椎名サンと友達になりたくて、

でも、椎名サンって何だかいつも周りと距離を置いてるっていうか、

何と言うか、なかなか話せずに居たんだょ。

でも、最近すごく良く笑うようになったなぁって

嬉しくて・・・」


どんどん、顔を赤らめていく高田クン。


(まっまさかっ、このシチュエーションは・・・

告白・・・??


嘘でしょっ。マジでぇ・・・)