放課後〜〜

とうとうこの時間がきてしまったよね。
うん。

「「ちーちゃん行くよ^^」」

ほらね。

クラス全体に響き渡る声で<ちーちゃん>と呼び、
私の左手を握って
内田雅人は歩きだした。

おいおいっ
内田雅人くん。
クラスの視線にお気づきになって?
ほらっ
あの子もあの子も。
女の子みんなが私を睨んでるんだけども。

はあ〜…


…………………
内田雅人の家に着いた。
とうとう着いてしまった。
「「荷物そのへん適当に置いてくれればいーよ」」

「…あ。はい」

びっくりだよ!!
部屋広くない?
てかめっちゃ綺麗じゃん。
男の部屋ってもっと汚いもんだと思ってた……

まあっあれか!
女の子しょっちゅう連れ込んでるだろうし当たり前か!!

扉の前で1人色々考えていたところに、

「「早くこっちおいでよ」」
と内田雅人。

ああ。そうだね…
って
いきなりベッドですか。
まあ色々教えられるってのが目的ですがね?
それにしてもさっそくだな。

そう思いながらも
素直にベッドの上の内田雅人の隣に座ってしまう私……