これは女の勘だけれど、麗はきっと海斗くんが好き。
これまでに何度もそう感じることはあった。
もちろんわたしと海斗くんが付き合っているということは麗も知っているけど、それで割り切ることができるとは限らない。
麗は一年生だけれど、これまで何度か告白されているのも知っている。
でも、それは全部断っている。他に好きな人がいるから、という理由で。
それが海斗くんかもしれない。
そうだとしても、わたしはなんとも思わない。
海斗くんを好きだという女子はこれまでにもいた。
もしそういう人が海斗くんに告白したとしても、わたしは何も思わない。
少なくとも、海斗くんがその女の子を好きだというのなら、わたしは別れてもいいと思っている。
「莉子先輩はどうですか?」
「え、なに?」
「将来の夢ですよ。なにかあるんですか?」
これまでに何度もそう感じることはあった。
もちろんわたしと海斗くんが付き合っているということは麗も知っているけど、それで割り切ることができるとは限らない。
麗は一年生だけれど、これまで何度か告白されているのも知っている。
でも、それは全部断っている。他に好きな人がいるから、という理由で。
それが海斗くんかもしれない。
そうだとしても、わたしはなんとも思わない。
海斗くんを好きだという女子はこれまでにもいた。
もしそういう人が海斗くんに告白したとしても、わたしは何も思わない。
少なくとも、海斗くんがその女の子を好きだというのなら、わたしは別れてもいいと思っている。
「莉子先輩はどうですか?」
「え、なに?」
「将来の夢ですよ。なにかあるんですか?」