足音が止まり、一瞬完全な静寂が訪れる。
ガチャリ、とノブが回されたとき、わたしは思わず声を出しそうになった。
その何者かはこの部屋へと明らかに入ってきたから。
爆弾の犯人に違いない。
警備員なら頻繁に足を止めて、もっと他のところもチェックしているはずだから。
となると、犯人はこのロッカーを開ける。
爆弾を隠すために。
わたしが隠れているのは一番奥のロッカー。
手前には四つほど並んでいるけど、さすがにどこに爆弾を隠すのかなんて情報はない。
……待って。
隠れる必要ある?
冷静に考えると、これって意味ないんじゃないのかな。
わたしに残された選択肢、それは交渉しかないんじゃ?
わたしには爆弾は扱えない。
もし爆弾を爆発させるなら、経験者にお願いするしかない。
もしくは使い方を教えてもらうとか。
ガチャリ、とノブが回されたとき、わたしは思わず声を出しそうになった。
その何者かはこの部屋へと明らかに入ってきたから。
爆弾の犯人に違いない。
警備員なら頻繁に足を止めて、もっと他のところもチェックしているはずだから。
となると、犯人はこのロッカーを開ける。
爆弾を隠すために。
わたしが隠れているのは一番奥のロッカー。
手前には四つほど並んでいるけど、さすがにどこに爆弾を隠すのかなんて情報はない。
……待って。
隠れる必要ある?
冷静に考えると、これって意味ないんじゃないのかな。
わたしに残された選択肢、それは交渉しかないんじゃ?
わたしには爆弾は扱えない。
もし爆弾を爆発させるなら、経験者にお願いするしかない。
もしくは使い方を教えてもらうとか。