「つ、きはら、くんっ、」

息が苦しくなって、名前を呼ぶけど止まってくれる気配はない。

「ちょ、待っ、あっ」

「百合、口開けて」

え?

味わったことない感覚に何も考えられなくなり、言われるままに、口を開けた。