said海


お風呂から上がって、貸してもらった百合のお父さんのスウェットを着た。

電気が付いていたので、まだリビングにいるのかと思い、リビングに行く。


え、

ソファに横たわっている百合は、

パジャマのボタンをいくつか外していて、頬もわずかに紅潮している。


エロい。


いつも純粋そうな百合が今はエロく見える。

パシッ

邪気を払うために頬を叩いた。

ジンジン痛む頬は百合のエロさを消してくれるわけがなく、

理性切れそう。


ふぅーー


「百合?ベットで寝ないと風邪悪化するよ。」

とにかく、起きてもらおう。


「ぅん、」

声が甘い。